「幸せになります」ではなく
NOTE
2026/1/3
スッキリとした夏の日。
結婚式を迎えたお2人は、ゲストに誓う人前式を選んだ。
そしてこの日、お2人はゲストに報告したい秘密があった。
扉が開いて、新郎が目にしたのは
懐かしい笑顔、地元の友達。
笑いそうになりながらも、涙をこらえて、唇をギュッと噛む。
その瞬間、友達も同じように泣きそうな顔で笑ってくれた。
やがて「誓いの言葉」の時間。
想いが溢れた新郎は笑顔のまま言葉が出なくなってしまった。
友達が茶化す声に会場が笑顔に包まれ、
途中からは新婦が1人、最高に可愛い笑顔で誓いの言葉を読む。
まっすぐで、優しくて、そして強い気持ち。
「私たちは、一緒に生きていく」
今目の前にいる大切で大好きな人に誓う。
今日の全てを一つの間違いも無駄もなく組み合わせたのは
神様や仏様ではなく、やっぱりお二人なんだと思う。
その後、披露宴でお二人はその大切なみなさんに
嬉しい報告をすることができた。
季節があといくつか進んだら、家族が増えることを。
再び新郎は笑顔のまま涙を堪える。今度は新婦も声が震えた。
友人も親戚も、笑顔で涙が溢れた。
「これから幸せになります」じゃなくて、
もうすでに、ずっと幸せだった。
家族に愛されて、友達と笑って泣いて、
幸せはずっとあった。
そして出会って、一緒に生きていくことを選ぶ。
それを知っているお二人だから、
こうして嬉しい日に最高の笑顔で泣くことができるんだ、きっと。
そしてこれから、
もっと大きな愛で、夫婦を、家族を育てていく。
素敵だ。
私はこの仕事が好きで、これからもきっと続けていくんだろうけど、
今日のこの司会が最後になっても、
全く、全く後悔はないわ。うん。
そんな完璧な1日でした。
