雨とおむすび~ブライダル愛を語る

NOTE

2026/4/15

※アメブロで運営していた『福元直子の「ちょっと元気になるブログ」』より

※2023-01-19投稿

遅ればせながら^^;今年も好きなことを自由に書いていきます。

どうぞお付き合いくださいませ。

司会の仕事は一期二会で、

ブライダルでも、

たいていの場合、新郎新婦やクライエントとは

打ち合わせと当日、2回しかお会いすることがありません。

ただ、打ち合わせの時にご家族との絆やエピソードを伺っているので、

当日は、会うのは2回目なのに小さいころから彼や彼女を知っている近所のおばちゃんのような気持ちになります。

(距離ではなく、あくまでも気持ち)

ご両親やおじいちゃんおばあちゃん、ご友人の方々の涙や笑顔に

勝手に一緒に気持ちを添わせたりします。

人知れず勝手に近所のおばちゃんになれる、

この仕事の幸せなところです♪

そんな私が、

先日、古くからの友人の娘さんの披露宴で司会をさせてもらいました。

独身時代からの付き合いですから、当然新婦のことは生まれた時から知っています。

この日は勝手に人知れずではなく、

リアルにずっと彼女を知っているおばちゃん。

感激も感動もひとしお、ふたしおで、

泣いてしまっては仕事にならない、と

始まるまで新郎新婦の姿を直視できなかったほど(笑)

地元では有数の由緒ある格式高い会場。

お料理も最高のおもてなしです。

そのコースの〆に出てきたのは、

おむすびでした。

何の変哲もない、塩むすび。

昨年他界された新婦のおじいちゃんが作り続けてきたお米です。

今シーズン、

新しい家族の一員として

新郎も一緒に収穫をして皆様にふるまいました。

新婦が、そして友人である新婦の母が

ずっとずっと食べて育ってきたおじいちゃんの田んぼ。

白いお皿の上で遠目にもキラキラと輝いています。

この日は前の日までの晴天から一転、雨の朝でした。

ゲストをお迎えする頃に止んだ雨。

挙式会場の前のドアから思わず空を見上げました。

ああ、おじいちゃんだなあ、と思いました。

おじいちゃんが嬉しくて流した涙が雨になったけど、

ゲストの皆さんが濡れないようにと思ったんだな。

優しいおじちゃんだったものな。

きっとそうだな。

私はこの仕事が大好きで、

きっとこれからも続けていくんだろうけど、

ドアが開いて立っていた花嫁姿のえりが

文字通りキラキラ輝いていたこと、

リハーサルでめちゃめちゃ緊張していた新郎が

挙式の時、

ドアが開いてゲストの皆さんを見た瞬間に

本当にうれしそうに笑って、

そんな彼を

ゲストの皆様が全力の拍手と歓声で迎えてくださったこと。

新郎の挨拶で

その瞬間を思い出したけいすけさんが

笑いながら泣いて、

それを見た友人が

同じように笑いながら

腕で涙をごしっと拭いた、

あの瞬間を見ることができたから、

今日が最後の日になったとしても

全く後悔はないわ、うん。

そう思える完璧な一日でした。

おめでとうございます。

どうぞいつまでもお幸せに。

読んでいただきありがとうございます。

また明日。

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