「私、自分の声が嫌いなんです」という人|声の個性を強みに変える考え方
NOTE
2026/5/8
※アメブロで運営していた『福元直子の「ちょっと元気になるブログ」』より
※2022-12-01投稿
自分の声が嫌いだと感じる人は少なくない
仕事柄、声についての話を聞くことがあります。
プロを目指す人、またそうでない人も、
「自分の声が嫌いなんです」
という方がいます。
とっても正直に言うと、
私は「自分の声が嫌いなんです」という人が苦手です。
なりたい声があってそれと違うから嫌い、というのは
まだいいとしても(いややっぱりよくないわ)、
「低いから」
「高いから」
「かすれているから」など
声そのものが嫌いなんだと言われると
何も言えなくなってしまいます。
「自分の声が嫌い」と言われると、できることがなくなる
なぜか。
自分の声が嫌い、という人に
私ができることはないからです。

大人としては
「そんなことないよ~いい声だよ」
「とても印象的な声だと思うよ」
「個性があるよね」
「こんな役が合いそうだよね」
「こんな作品を読んだら良さそうだよね」
などなど言いますが、
ぶっちゃけこのやりとりは不毛。
プロとしては
「へえ~そう思っているんだ」
…以上、
です。
プロになりたい人には、
時には
「あなたは自分が嫌いなものでたくさんの人に感動してもらおうと思っているの?」
「嫌いな理由を提示して他人に好きになる理由を探してもらおうとしないでほしい。」
はっきりそう伝えることもあります。
声は変わらなくても、磨くことはできる
ネガティブはよくない、とか前向きに、というマインドの話ではありません。
好きなものを磨くのと嫌いなものを磨くのでは成長のスピードや仕上がりに差が出ます。
好きなもので食っていくのと嫌いなもので食っていくのでは
仕事の量はもちろん質にも差が出ます。
「高いから嫌い」→明るくて華やか、そんな役にチャレンジしたい
「低いから嫌い」→落ち着いた朗読やナレーション、年配の役もやれる
「かすれている」→独特な声で一度聴いたら忘れられない唯一無二の存在になりたい
まずは自分の声を好きになることから始めよう
自分の声の強みは自分で探す!
自信が持てなくても
まとまっていなくても
自分の声、に夢を持ってほしいと
心から思います。
指紋と同じように声紋、というのがあるように
声は変わらないけど磨くことはできます。
ぜひ好きでいてください。
わざわざ人に言う必要はありません、
理由なんていりません、
何か分からないけど好き、って思って下さい。
声を
好きになるのはご自分で。
大切にするお手伝いは私に(笑)。
